Proofkit

Proofkit 使い方

表記ゆれ・クライアント規約・誤字脱字をチェックし、ワンクリックで書き換えできる Chrome 拡張です。

※ 勝手に本文を書き換えることはありません。


できること / できないこと

内容費用
✅ 表記ゆれ「サーバ」と「サーバー」のような揺れを記事全体から検出し、統一先を選んで一括統一無料・設定不要
✅ 規約チェック案件ごとのNGワード・文字数・必須キーワードを判定無料
✅ AI校正誤字・脱字・誤変換・衍字(よけいな文字)を指摘ご自身のAPIキー(後述)
✅ 定型文よく使う文章をワンクリックで差し込み無料
✅ 出典URL整形参考にしたURL一覧を「サイト名|運営会社名|記事名」にまとめて変換無料・サイトへのアクセス許可が必要
文章の自動リライト・文体の good/bad 判定はしません
事実確認(ファクトチェック)はしません

表記ゆれと規約チェックはインターネット通信不要。お使いのPC中だけで処理します。AI校正は外部のAIサービスを使用します。

無料版と有料版のちがい

無料版でも、1つの案件の記事を最後まで仕上げられます。 複数のクライアントを並行して抱える方向けに、登録できる件数の上限を外したのが有料版です。

無料版有料版
表記ゆれチェック・一括統一(既定の辞書)制限なし制限なし
AI校正制限なし制限なし
定型文の差し込み3件まで登録無制限
案件プリセット(クライアント規約)1件まで登録無制限
表記ゆれ辞書に自分の表記を追加
出典URL整形1回につき3URLまで無制限
設定の書き出し・読み込み(別PCへの移行・共有)

1. インストール

Chrome ウェブストアから入れた場合

ツールバーに拡張のアイコンが追加されます。下部の「2. 最初の設定」へ進んでください。

zip ファイルを受け取った場合(開発版)

  1. zip を解凍して、フォルダを分かりやすい場所に置く(解凍したフォルダは消さないでください。消すと拡張も消えます)
  2. Chrome のアドレス欄に chrome://extensions と入力して開く
  3. 右上の 「デベロッパーモード」を ON
  4. 左上の 「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」 をクリックし、解凍したフォルダを選ぶ
  5. ツールバーにアイコンが出れば完了

2. 最初の設定

サイドパネル右上の 「設定」 から開きます。AI校正・案件プリセット(クライアント規約)・表記ゆれ辞書の設定が可能です。設定なしでも、表記ゆれチェックは使用できます。

① AI校正設定:AIの登録(任意)

「使用するAI」から使用したいAIを選択してください。

選ぶもの手順費用
Anthropic(Claude)APIキーを貼る → モデルをプルダウンから選ぶ従量課金
OpenAIAPIキーを貼る → 「モデル一覧を取得」→ プルダウンから選ぶ従量課金
Google Gemini同上従量課金
Groq同上従量課金
Ollama(自分のPC内)アプリを起動 → 「モデル一覧を取得」→ プルダウンから選ぶ0円
LM Studio(自分のPC内)同上0円
その他(OpenAI互換サーバー)送信先URLを入力 → 同上

モデル名を手で入力する必要はありません。 「モデル一覧を取得」を押すと、そのサービスで実際に使えるモデルがプルダウンに並びます(Ollama / LM Studio なら、取り込み済みのモデルだけが並びます)。一覧に出ないモデルを指定したいときだけ、プルダウンの 「一覧にない/自分で入力する」 を選んでください。

APIキーの発行ページへのリンクは、サービスを選ぶと入力欄の下に表示されます。どこへ送信されるかは常に画面に表示されます(例: 送信先: https://api.groq.com/openai/v1)。

Anthropic を選んだ場合は取得操作は不要で、モデルは既定の claude-haiku-4-5 のままで実用的です。

Ollama / LM Studio を選んだ場合は、そのアプリを起動してから「モデル一覧を取得」を押してください。パソコン内で完結するので費用は0円、本文も外部に出ません

Anthropic 以外を選んで保存すると、「このサイトへのアクセスを許可しますか」と聞かれます。そのサービスへ接続するために必要なので許可してください。

② 案件プリセット(クライアント規約)

案件ごとのルールを登録しておくと、記事チェック時に自動判定されます。

「+ 案件を追加」で案件ごとにカードを作ります。使うときはサイドパネルの「案件プリセット」で切り替えます。

③ 定型文

納品連絡・修正対応の返信・日報など、毎回同じことを書いている文章を登録しておくと、サイドパネルの「定型文を差し込む」からワンクリックで入力できます。見本が最初から入っています。

本文には次の記法が使えます。

記法差し込まれるもの
{{date}}今日の日付(2026/07/27)
{{time}}現在時刻(14:05)
{{cursor}}差し込んだあとにカーソルを置く位置

差し込み先は「いま入力している欄」です。 先に本文の入れたい位置をクリックしてから、定型文を選んでください。

複数行の定型文は、記事エディタ(WordPress・note など)では次のように入ります。

定型文の書き方エディタでの入り方
改行1つその段落の中で改行(Shift+Enter と同じ)
空行(改行2つ)新しい段落として分かれる

差し込んだ文章の末尾には必ず改行が入ります。そのまま続きを書き始められます(定型文の最後がすでに改行のときは増えません)。

{{cursor}} は、段落内の改行だけなら指定した位置に戻ります。空行で段落が分かれた場合はカーソルは末尾のままです。

④ 出典URLの書き方

参考にしたURLを「サイト名|運営会社名|記事名」のような形にそろえる機能です。書き方は設定で変えられます。

記法入るもの
{{サイト名}}サイト名(og:site_name → タイトルの後半 → ドメイン の順で探します)
{{運営会社名}}ページに書かれている発行元(取れないサイトが多いので、その場で入力できます
{{記事名}}記事のタイトル
{{URL}} {{ドメイン}}URL / ドメイン
{{公開日}} {{参照日}}ページの公開日 / 取得した日

使い方は、サイドパネルの 「出典URLを整える」 にURLをまとめて貼り、「URLの情報を取得」 を押すだけです。取得できなかった項目は枠が色付きの空欄になるので、その場で入力してください。最後に 「まとめてコピー」 で原稿に貼り付けます。

各ページを読みに行くため、初めてのサイトではアクセス許可を求めます。許可するのは貼り付けたURLのサイトだけです。

⑤ 表記ゆれ辞書

よく使う表記ゆれ(できる/出来る、サーバー/サーバ、Webサイト/ウェブサイト など)は最初から登録済みです。

案件独自のルールがあれば「+ 表記ゆれを追加」で足します。

もとに戻したくなったら「よく使う辞書に戻す」を押します。


3. 基本の使い方(5ステップ)

  1. 記事を書く画面を開く(WordPress、note、はてなブログなど)
  2. ツールバーのアイコンをクリック → 右側にサイドパネルが開く
  3. 「文章をチェックする」を押して開く(はじめは閉じています)→ 「エディタの文章を取得」 を押す

→ 取得できると 取得元: 記事全体(5ブロック)「記事タイトルです…」/ 1234 文字 のように表示されます。ここが意図した記事かどうか必ず確認してください

  1. 取得すると同時に、表記ゆれと案件の規約のチェックが実行されます

→ 誤字脱字も見たいときは、続けて 「AI校正(誤字脱字)」 を押します(AIの設定が必要)

  1. 出てきた指摘を1件ずつ確認して、「採用(この箇所)」「無視」 を選ぶ

「ローカル判定(表記ゆれ・規約)」 は、本文を直接書き直したあとなどに、もう一度チェックし直したいときに押します。

「本文にも色を付ける」にチェックが入っていると、該当箇所が本文上で黄色になります。


4. 指摘の直し方

各指摘には次のボタンがあります。

ボタン動作
該当箇所へ本文のその場所へ移動して選択表示。複数あるときは押すたびに次へ
採用(この箇所)いま表示している1箇所だけを直す
元に戻す直前の「採用」を取り消す
無視この指摘をリストから消す(本文は変わりません)

表記ゆれをまとめて直す

表記ゆれのグループには 「修正案を一括適用」 ボタンが出ます。押すと記事全体の該当箇所すべてが統一先に置き換わります。

⚠️ 一括適用を元に戻せるのは、適用後に本文を編集していない場合だけです。 適用 → 自分で書き足す、の順に操作すると戻せなくなります(意図しない場所を壊さないための安全策です)。

「適用前の本文をコピー」(万一のときの取り戻し)

一括適用を押すと、その直前の本文がまるごと控えとして保存されます。 サイドパネルの上部に

適用前の本文を保存しています(7/29 14:02 / 1,234 文字 /「今日は…」) [ 適用前の本文をコピー ] 破棄

と出ている部分がそれです。


5. エディタ別の使い方

エディタ使い方
WordPress ブロックエディタそのまま使えます。段落・見出しごとに要素が分かれているため「記事全体(Nブロック)」として自動的にまとめて読み込みます
WordPress クラシックエディタそのまま使えます
note / はてなブログ / 各種CMSそのまま使えます
Googleドキュメント・スプレッドシート⚠️ 直接は読み取れません。 本文をコピーして、サイドパネルの「Googleドキュメント等はここに貼り付け」に貼り、「貼り付けた文章をチェック」を押してください

貼り付けモードでは本文に書き戻せません(チェック結果を見て、ご自身でドキュメント側を直してください)。

対象がちがうときは選び直す

1つのページに入力欄が複数あると、意図しない欄が選ばれることがあります。「対象のテキストを選択する」 のプルダウンで選び直してください。


6. 簡易QA・困ったとき

取得できない・動かない

Q. 「本文を取得できませんでした」と出る
A. 次の順に試してください。

  1. エディタの本文欄を一度クリックしてから、もう一度「エディタの文章を取得」
  2. それでもダメならページを再読み込み(F5)
  3. Googleドキュメントの場合は仕様です → 貼り付け欄をお使いください

Q. 「このページの内容にアクセスできません」と出る
A. 拡張を更新した直後に起こります。表示される 「ページを再読み込み」 ボタンを押してください。毎回出るのが煩わしければ「アクセスを許可(再読み込み不要にする)」を押すと以後は不要になります。
※ 押す前に、書きかけの原稿が保存されているかご確認ください。

Q. 記事の一部(1段落だけ)しかチェックされない
A. 「対象のテキストを選択する」が特定のブロックになっています。「記事全体(Nブロック)」 を選び直してください。

Q. 拡張を更新したのに動きが変わらない
A. 次の3つを順にやってください。①拡張を再読み込み ②ページを再読み込み ③サイドパネルを一度閉じて開き直す。パネル右上のバージョン表示が新しくなっていれば成功です。

Q. ローカルのHTMLファイル(file://)で使えない
A. chrome://extensions でこの拡張の「詳細」を開き、「ファイルの URL へのアクセスを許可する」を ON にしてください。

Q. chrome:// や拡張ストアのページで使えない
A. Chromeの仕様で、これらのページではすべての拡張が動作できません。

AI校正について

Q. 「AI校正(誤字脱字)」ボタンが押せない
A. 本文が未取得か、AIの設定が未完了です。ボタンにマウスを乗せると不足している項目が表示されます(APIキー / モデル名 など)。

Q. 「モデル一覧を取得」が失敗する
A. 表示されるメッセージで原因が分かります。

Q. 使いたいモデルが一覧に出てこない
A. プルダウンの 「一覧にない/自分で入力する」 を選ぶと、モデル名を直接入力できます。

Q. ローカルモデル(Ollama等)に「接続できませんでした」と出る
A. ①そのアプリが起動しているか ②保存時のアクセス許可を「許可」したか、をご確認ください。送信先URLとモデル名は選ぶだけなので、入力の必要はありません。

Q. AI校正の指摘が0件になる/おかしな結果になる
A. ローカルの小さいモデルでは精度が落ちることがあります。まずは claude-haiku-4-5 など提供元のモデルでお試しください。

Q. AI校正が表記ゆれまで直そうとしませんか
A. AI校正は誤字・脱字・誤変換・衍字だけを担当します。AIが表記をそろえる提案(サーバ→サーバー など)を返してきた場合は、表示する前に自動で取り除きます。除いた件数は「AI校正: 2 件(表記ゆれの提案 1 件は…除外)」のように表示されます。表記ゆれはあなたの辞書と案件プリセットで決めるものなので、AIの好みで上書きしません。

Q. AI校正を押したあと、進んでいるのか分からない
A. ボタンの表示が 「AI校正中…」 に変わり、画面上部の状態表示が 「判定中...」 になります。終わると件数が表示されます。

Q. AI校正はいくらかかりますか
A. 3,000字の記事を1回チェックした場合の目安です。

モデル目安
claude-haiku-4-5(既定)1〜2円
claude-sonnet-5約5円
claude-opus-5約10円
Ollama / LM Studio(自分のPC内)0円

Q. AI校正を押すたびに課金されますか
A. はい、押した回数だけです。一括適用したあとに自動で再実行することはありません(勝手に課金されないための仕様です)。

Q. 表記ゆれチェックにも費用はかかりますか
A. かかりません。通信もしません。

動作・仕様について

Q. 勝手に本文が書き換わりませんか
A. ありません。「採用」または「一括適用」を押したときだけ本文が変わります。

Q. タブを切り替えると指摘はどうなりますか
A. タブごとに覚えています。別のタブで作業して戻ってくると、そのタブの指摘がそのまま表示されます。「無視」した項目や、統一先の選択、一括適用のチェックもそのままです。取得し直す必要はありません。

Q. 「編集を検知しました」と出て採用できない
A. 取得したあとに本文が変わったときに出ます(ご自身で書き足した・書き直した場合など)。指摘は取得した時点の本文を基準にしているため、そのまま置換すると意図しない場所を書き換える恐れがあります。「エディタの文章を取得」 を押し直してください。押すとチェックもやり直されます。

Q. ページを読み込み直したら指摘が消えた
A. わざとそうしています。指摘は取得したときの本文に対するものなので、内容が変わったあとに「採用」を押せると、意図しない場所を書き換えてしまう恐れがあります。次のときに、そのタブの指摘を破棄します。

「エディタの文章を取得」 を押し直せば、そのページの内容でやり直せます。
(貼り付け欄でチェックした文章は、ページに関係ないのでそのまま残ります)

Q. 「サーバ」を「サーバー」に統一したら「サーバーー」になりませんか
A. なりません。すでに正しい表記の部分は保護されます。「ウェブサイト→Webサイト→WEBサイト」のような連鎖崩れも起きないように処理しています。

Q. 本文の色が付かない(textareaの場合)
A. 入力欄の種類によっては、全該当箇所に同時に色を付けられません。この場合は先頭の1箇所が選択表示され、「該当箇所へ」で1つずつ移動できます。仕様です。

Q. 「選択範囲では一括適用できません」と出る
A. 本文の一部を選択した状態で取得しています。選択を解除してから「エディタの文章を取得」を押し直してください。

Q. 定型文が「差し込み先が見つかりませんでした」になる
A. 差し込み先は「いま入力している欄」です。先に本文の入れたい位置をクリックしてから、もう一度お試しください。

Q. 差し込んだ定型文を取り消したい
A. その欄で Ctrl+Z(Macは Cmd+Z)を押してください。ブラウザ標準の取り消しがそのまま使えます。

Q. 指摘に「統一先は個別にお選びください」と出る
A. 1つの表記に対して統一先の候補が複数ある状態です。一括ではなく、各項目のプルダウンで統一先を選んでから「採用」してください。

プライバシー

Q. 書いている原稿はどこかに送られますか
A. 表記ゆれ・規約チェックは一切送信しません(パソコン内で完結)。AI校正を押したときだけ、本文があなたが設定したAIサービスに送られます。Ollama等のローカルモデルを選んだ場合は、パソコンの外には出ません。

Q. APIキーはどこに保存されますか
A. お使いのブラウザの中(chrome.storage.local)だけです。開発元を含め、外部には送信されません。

Q. 会社の秘密保持契約がある案件で使えますか
A. 表記ゆれ・規約チェックのみなら通信が発生しないため問題になりにくいですが、AI校正は本文を外部送信します。契約内容をご確認のうえ、必要ならローカルモデルをお使いください。

Q. 「適用前の本文」の控えは外部に送られますか
A. 送られません。この端末の中だけに保存されます。気になる場合は「破棄」を押してください。


困ったときの連絡先

メール: support@proofkit.jp

不具合のご報告・ご質問・ご要望はこちらへお送りください。返信は数日以内を目安としています。

お問い合わせの前に

設定画面の「うまく動かないときは」→「診断情報をコピー」を押して、その内容をメールに貼り付けてください。原因の特定がぐんと早くなります。

診断情報に含まれるのは次のものです(押した後に画面で中身を確認できます)。

含まれるもの含まれないもの
拡張のバージョン、ブラウザとOS、利用開始日記事の本文
作業していたサイト名(例: note.com)、編集欄の種類、文字数APIキー(登録されているかどうかだけ)
案件プリセット・辞書・定型文の件数ページのURL(アドレスのうしろの部分)
直近のエラー20件登録した文言そのもの

記録を残したくない場合は、同じ画面の「記録を消去」で消せます。

なお、記事の本文そのものは貼らないでください(お預かりする必要がありません)。

次の3点を書き添えていただけると、さらに早く原因が分かります。

書いていただきたいこと
何をしたら、何が起きたか「一括適用を押したら、指摘のない段落まで変わった」
お使いのエディタWordPress ブロックエディタ / note / はてなブログ / Googleドキュメント(貼り付け欄)
診断情報上記のコピーを貼り付け

不具合の修正版は、Chromeウェブストア経由で自動的に配信されます。お客様側での入れ直しは不要です。